前回の「区内には何故か学校が少ない!②中学校の続編」では、中央区の多くの中学生が区外へ通学し、中学生の昼間人口がかなり少ないことを書きました。同じことが高校にも言えます。
下記の表は、東京23区の高校数と通学している生徒数(平成26年5月1日時点の1年生から3年生までの合計)、そして各区の15歳から17歳までの人口(平成26年1月1日現在)と、生徒数を人口で割った率をまとめたものです。前回の中学生の表と書式は全く一緒です。
中央区内にある高校は、晴海にある都立晴海総合高校と、日本橋馬喰町にある私立日本橋女学館高校の2校だけです。
高校生も中学生と同じく夜間人口に比べて昼間人口がかなり少ないです。高校生が区内に1,887人住んでいるのに、通学で多くの高校生が区外へ行ってしまい、昼間は1,051人しかいません。夜に対する昼の人口割合は55.7%で、23区の中では少ない方から5番目になります。
中央区に20年住んでいますが、確かに、平日昼間に制服を着た高校生を街中で見た記憶がないです。中央区内の高校はいつからどうしてこんなに少ないのでしょうか?
中央区内には、やはりもっと高校があるべきです。都立でも私立でも構わないので、重要政策として2~3校くらいは早急に誘致してもらいたいものです。
みなさんは、どのように思われますか?
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