築地市場の跡地利用について名案!?

東京都中央区築地にある築地市場が豊洲へ移転する予定です。しかし、移転後の跡地利用は一部が環状2号線になる以外、まだ決まっていないようです。

そこで、跡地利用について独自案を考えてみました。

東京都中央卸売市場のホームページにある築地市場概要(平成26年度版)によると、市場の敷地面積は230,836㎡で、お隣の浜離宮恩賜庭園(250,215㎡)とあまり変わらないくらい広大な土地です。

これだけ広いと、どの様に利用していくかで、区民生活にも大きく影響を及ぼします。

築地市場場内の様子
築地市場場内の様子

松浦の独自案とは築地市場跡地(一部)に学校を誘致することです。

以前(2015年1月18日以降で数回にわたり)、中央区内の小学校から高校まで学校が少ないことを取り上げました。そして、松浦の4つの提言のうちの1つに私立学校の誘致と公立小中学校のレベルアップがあるように、中央区内の学校の少なさを危惧しており、レベルアップを図りたいと願っております。

私立に限定せず、都立でも区立でも外国の学校でも構いません。小学校から大学までの系列でも、中高一貫校でも、大学のみでも良いですが、場外市場が残ることから、食欲旺盛な大学生に場外で食事をしてもらえるよう、大学を含めた形態がベストだと思います。

大学キャンパスの敷地面積は実際どのくらいなのか、各大学のホームページで調べてみました。

青山学院大学青山キャンパス(渋谷区)68,306㎡
芝浦工業大学豊洲キャンパス(江東区)30,000㎡
上智大学四谷キャンパス(千代田区)47,365㎡
日本女子大学目白キャンパス(文京区)64,649㎡
日本体育大学世田谷キャンパス(世田谷区)39,895㎡
明治学院大学白金キャンパス(港区)39,383㎡
明治大学駿河台キャンパス(千代田区)35,988㎡

大学のキャンパスを都心に一つつくるには3万から6万㎡くらいが目安になりそうです。となると、環状2号線部分を除く築地市場の1/3から1/6程度で一つつくれるので、二つくらい来てもらっても良いかと思います。

以前、この話をある大学の理事長(当時)に直接したことがあります。お金がないと一蹴されてしまいましたが、土地は都から所有権移転せずに超長期の借地でも良いかと思います。

中央区は多くの大学発祥の地でもあります。中央区に足りないアカデミックさを補うことで、バランスの良い中央区が実現していくはずです。

みなさんは、どう思いますか?