2015年8月に三菱地所から「常盤橋街区再開発プロジェクト」の計画概要について発表がありました。計画地の大部分は千代田区ですが、中央区も少し含まれているので、話題として取り上げたいと思います。
※三菱地所発表の計画概要は 常盤橋街区再開発プロジェクト で確認できます。
2015年12月に現地へ行って写真を撮ってきました。
計画地の中央には広い通路があります。
角に立つビルはパソナグループ本部ビルです。
計画地北側の方に少しだけ緑がありました。
計画ではメインとなるB棟は高さ約390m、地上61階建て、延べ面積約49万㎡となっています。
高さ390mは東京スカイツリー(634m)には全然及びませんが、東京タワー(333m)よりも高く、丸ビル(180m)の2倍以上にもなります。延べ面積は丸ビル(約16万㎡)の約3倍にもなるので、とにかく大きいビルができるということですね。
ちなみに現在高さ日本一は、あべのハルカス(事業主:近鉄不動産 所在地:大阪市阿倍野区)で、高さ300m、地上60階建て、延べ面積約30.6万㎡です。あべのハルカスが2014年にできるまでは、1993年にできた横浜ランドマークタワー(事業主:三菱地所 所在地:横浜市西区)が日本一で、高さ296m、地上70階建て、延べ面積39.3万㎡です。今回のB棟ができる2027年度には、三菱地所のビルが高さ日本一に返り咲くことになりそうです。
東京駅の北側にもヒトやモノが集まるランドマークができるのは、中央区にとっても良いことだと思いますが、ストレスなく人や車の移動ができるようにしてもらいたいのと、大地震やテロへの対策をしっかりと講じてもらいたいものです。