中央区の道路率は23区で1番高い!

今回は中央区の良いところを紹介します。 みなさん、「道路率」という言葉を聞いたことがありますか?道路率とは、区の面積中に占める道路面積の割合のことを言います。道路率が高ければ道路が広く整然とした街、道路率が低ければ密集した街というようなイメージになります。 この道路率が中央区は23区で1番高いのです。

23区の道路率
23区の道路率

中央区の道路率は29.4%で、区の面積の3割が道路と言うことになります。23区平均より13.1%も高い断トツの1位で、次に台東区の26.1%、千代田区の23.8%と続いています。 整然とした街は好きではなく、ゴチャゴチャした街が好きと言う人もいるでしょうが、道路率が高い(つまり私有地割合が低い)と区政においては都合の良いことが多いです。 最も重要なのは防災面です。道路が広ければ緊急用の道路を確保しやすく、帰宅難民の移動もしやすくなる等、災害活動がしやすくなります。逆に密集地だと、倒れた電柱が道路をふさいでしまって緊急車両が通行できないとか、帰宅難民が車道にまで溢れて危険と言うようなことも考えられます。 また、街の整備するにしても、道路率が低い場所では自治体が個人の土地を買い上げないと道路整備等をできないことが多く、その場合、多額の税金を投入する必要もでてきます。中央区は、街の整備においてはかなり成熟しており、そのようなコストはあまり必要ないと考えられます。 その分は電線・電柱の地中化や自転車関係の整備費用に活用してもらいたいですね!