中央区内のインフラ整備について

どの自治体でもインフラ(都市基盤)整備は重要課題です。インフラ整備とは、道路整備(必要な道路の確保や舗装等)や災害に強い街づくり(木造密集地や踏切の解消)等のことですが、中央区においても区民等が快適に生活していく上で、やるべきことは沢山あります。

例えば晴海や勝どき地区では、大江戸線の勝どき駅が利用者増加によってかなり混みあい(特に通勤時間帯)、区内では比較的最寄り駅まで遠い家が多いことから、勝どき駅の改修や新しい足の確保が求められています。
参照:勝どきや晴海の新しい移動手段

しかし、中央区の場合はどちらかと言うと、基本的な整備は既にできており、より良く改善するためや整備したもののメンテナンスが中心となっています。

例えば、日本の道路の中心地である日本橋の橋上には首都高速があり、何年も前から地中化の話が出ています。

日本橋の上空を通る首都高
日本橋の上空を通る首都高

日本一有名な橋ですし、歴史的にも重要な橋であることから、多くの人が地中化を望んでいますが、実際に工事をするとなると莫大な費用がかかります。中央区だけで対処できるレベルではないので、国や都が主体となり、首都高のメンテナンス時期に合わせて何とか実現してもらいたいものです。

中央区内の首都高速は初期の開通部分が多く、京橋から南は1962年に開通しているので、既に53年も経っています。日本橋の上空部分は1963年開通、箱崎あたりでも1971年開通で44年経っています(首都高の歴史より)。首都高中央環状線や東京外環自動車道の整備がかなり進んできたことから、一部を通行止めにしてでも早急に再整備し、大災害が起きても壊れることのないようにしておきたいものです。

また、電柱の地中化も近年盛んに求められています。その理由は主に「防災(大地震の時に電柱が倒壊して道路が遮断されてしまい、緊急車両が通れなくなってしまう可能性がある)」と「景観(電柱があることで街並みの美観を損ねている)」の面からです。区内の主要な通りは既に地中化していますが、一本中に入った通りは上空が電柱と電線に覆われた道路ばかりです。

電柱と電線が目立つ区内の道路
電柱と電線が目立つ区内の道路

まずは2020年の五輪までに、 優先順位を付けながら少しでも多くのインフラ整備をして、世界中の人に中央区(東京)が安心安全できれいな街であることをアピールしたいですね。

2月22日は東京マラソン2015

来週の日曜日(2月22日)は東京マラソンが開催されますね!

マラソンコースは中間地点を過ぎたあたりから中央区の銀座に入り、日本橋・茅場町・東日本橋と区内を多く走ります。その後、浅草を目指して台東区へ入っていきますが、また同じ道を戻ってきて、中央区内を再び東日本橋から銀座まで走り、今度は築地・月島・晴海も通ります。その後は豊洲や有明を通って東京ビッグサイト付近がゴールとなります。

マラソンコースの37キロ付近
マラソンコースの37キロ付近

これだけ中央区内を走ってくれると、凄い区のPRになります。

そう言えば、お正月の箱根駅伝も復路は中央区を通って大手町のゴールにたどり着きます。今年は母校の青山学院大学が初優勝し、嬉しい限りです。

22日の午前中は多くの観客で賑わうかと思います。交通規制が広範囲であるので、車でお出かけの人は首都高で移動した方が無難です。

参加する選手の皆さん、ケガのないよう頑張って下さい!